■知る人ぞ知る雑誌「室内」。
こちら著作権が切れている貴重なナンバーです。

建築、設計、デザイン、伝統工芸、道具、庭園、器具と、ありとあらゆる「室内」の事柄に関して著名な方々、会社などに執筆を依頼していた超一流の硬派な雑誌です。
記事もカーテンの柄、有名ブランドの椅子の中身、神社についての連載、はたまたガス湯沸かし器についてなど。

記事の例
・デザインとデコレーションはどう違う/漆原美代子
・職人スケッチ/大谷信夫
・仕事のできる和室/中原暢子
・肩書で家が建つか/平田雅哉

正直、何にカテゴライズしてよいか分からないのですが、図面が非常に多いので間取り好きにはたまらないかも。
また文章量も半端ないです。
最近の本は中身が薄いのを誤魔化すためか字が大きい事が多いですが、文字好きの私でも一日中かけて一冊読めるか?
という位濃い雑誌です。

ちなみにグッドデザイン賞や当時の一流建築士の建築物にも色々と喧嘩をふっかけていたりと、尖りすぎです。デザインするやつが一番偉いなんてアホかという記事もチラホラ。
生活のデザインは使う人が一番なんだよと、至極当たり前な事なのですけどね。
「用によって作られるものは、まず用を足さねばならぬ」

職人をしている父(現役です)が若い頃にこれで色々な知識をつけたと豪語しており、いわば賢者の書か?
ただし工房に置きっぱなしにしていたため状態は非常に悪。
ヤケは当然にして、折れたり破れたり、はたまた虫が混入していたり…臭かったり。
なので一般の方にはおすすめしません。

学術的もしくは会社の資料として使って頂くのが良いかと思います。あとコレクターさんにも。

なお、こちらは著作権が切れているナンバーのため、値下げはいたしません。ご了承下さい。
・№127、129、131、132:昭和40年

■発送は宅急便を予定しています。
・一応虫干し済ですが、ご覧のとおりです。
・サッと乾拭きはしておりますが、ホコリや汚れ等そのままですので、神経質な方や新品同様をお求めの方はご遠慮ください。
・切り抜き、シミ汚れ、折れ、虫混入等あります。

【タグは以下の通り】
設計意匠城建具ソファー指物壁紙設計図家具大工合板部品山本夏彦

⚫よろしければご覧下さい
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